日本言語特論
教授・仙波 光明
2単位
目的
現代日本語を中心にして,語彙の問題を系統的に検討してゆく.
概要
現代日本語の語彙について,いくつかの代表的なテーマを選び,様々な観点から体系的に検討·考察する方法を洗練させる訓練をする.
キーワード
語彙,単語,類義語,対義語,意味
注意
特になし.
目標
1. | 語彙を研究課題に選ぶ場合,どのようなアプローチがあるか把握する. |
2. | 語彙研究の適切な方法を理解し,獲得する. |
計画
1. | 受講生の構成にあわせて,具体的な授業計画を立てる. |
2. | 語彙と文法の関係 |
3. | 単語とは何か(その1) |
4. | 単語とは何か(その2) |
5. | 語構成(その1) |
6. | 語構成(その2) |
7. | 類義語(その1) |
8. | 類義語(その2) |
9. | 対義語(1) |
10. | 対義語(2) |
11. | 意味の変化(1) |
12. | 意味変化と比喩 |
13. | 擬声語·擬態語(1) |
14. | 擬声語・擬態語(2) |
15. | 語彙の対照研究 |
16. | レポート作成 |
評価
授業での報告,および授業中の発言がどれだけ授業の展開に貢献したかなどを総合して行う.まとめとして,レポート(小論文)を課す.
教科書
『ケーススタディ 日本語の語彙』(おうふう)
参考資料
教科書に参考文献目録があるほか,授業中,必要に応じて紹介する.
連絡先
仙波(2319, 088-656-7117, senba@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 木曜13時∼14時30分を基本とする.その他随時.senba@ias.tokushima-u.ac.jp