途上国経済理論特論演習
Economic Theory on Developing Countries: Seminar
教授・水島 多喜男
2単位
目的
資本主義的生産様式に必ずしも共感しない人々が多い中東地域においても資本主義的発展は避けられない.この矛盾した状況をどのように理解すればよいかを考えてみたい.
概要
中東地域における経済の資本主義的発展.
キーワード
中東,イスラーム,金融
注意
日本語のテキストを使用.開講時間については,受講希望者の都合に合わせて変更するので,履修申請提出前に相談に来ること.
目標
1. | 基本的論点の整理,確認. |
計画
1. | 前期「途上国経済理論特論」に引き続き,ゼミ形式で,内容を検討しながらテキストを輪読する. |
評価
出席と,担当部分の報告内容.
教科書
以下のテキストを,前期の続きで順に読み進める.
1.ヨハネス·クラウス『回教の経済倫理』(明治書房,1944年)本の状態が良くないのでコピーを配付する.
2.M.ロダンソン『イスラームと資本主義』(岩波書店,1998年再刊).
3.アーブラハム·レオン『ユダヤ人と資本主義』(法政大学出版局,1973年).
4.ゾンバルド『ユダヤ人と経済生活』(荒地出版社,1994年).
連絡先
水島(2203, 088-656-7188, mizushim@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 授業時間後·1号館中棟2階正面階段から奥に向かって左側二つ目·mizushim@ias.tokushima-u.ac.jp
備考
ヨハネス・クラウスの著作を昨年の続きから輪読する.