2008年度 人間·自然環境研究科 人間環境専攻 修士課程 選択科目 経済社会 — 1年(前期), 2年(前期)

現代経済論特論

准教授・趙 彤

2単位

目的

経済成長について理論的なアプローチから現実経済を考察する.

概要

マクロ経済学

注意

微積分などの数学が修得していることを前提として授業を進める.数学の練習問題を必ず解くこと.

目標

1.マクロ経済学理論を熟知し,QJEやAERといった英文ジャーナル論文を理解できること.

計画

1.現代経済学の流れから見れば,新古典派であれ,ケインズ派であれ,その基礎になる経済理論がほとんど同じである.さらに,経済学の理論においてはミクロとマクロ及びその応用に一般的に分けられているが,実際的には共通の土台上での応用にすぎない.従って,その基礎的な訓練に位置づけにしてもらいたい.森を見ない限り,一本一本の木だけをこだわるのは本末転倒になりかねない.

評価

専門論文の輪読·発表をもとに成績を評価する.

教科書

(1) 西村 清彦 『経済学のための最適化理論入門』 東京大学出版会

(2) バーロ·サライーマーティン 大住圭介訳 『内生的経済成長論I,II』 九州大学出版会

連絡先

趙(088-656-7176, zhaotong@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 月曜日12:50∼14:20 水曜日 12:50∼14:20