2008年度 人間·自然環境研究科 人間環境専攻 修士課程 選択科目 経済社会 — 1年(後期), 2年(後期)

現代経済論特論演習

准教授・矢野 剛

2単位

目的

中国経済の一般的な時事紹介にとどまらず,経済理論に基礎付けられた,厳密な実証分析文献に触れ,それを理解することを目的とする.

概要

中国経済の実証分析

キーワード

中国経済,計量経済学,実証分析,統計データ,経済理論

注意

ミクロ経済学および計量経済学の基礎を修得していることを前提として,初めて読解可能な文献を輪読していく予定である.従って,そのような基礎を持たないものは,受講しても時間の浪費に終わるであろうことを確認して欲しい.

目標

1.[到達目標]
2.この分野の英文ジャーナル(Journal of Comparative EconomicsやChina Economic Review等)掲載の論文を理解できるようになること

計画

1.前期に引き続き,中国経済を対象とした経済学的手法による実証分析に関する,大学院レベルの教科書あるいは論文を輪読していく.受講者のレベルに合わせて,日本語文献と英語文献のどちらを選択するかを決める.また可能なら中国語文献を輪読の一環に入れたい.

評価

出席·報告·発言による.

教科書

後に指示するが,シリーズ現代中国経済(名古屋大学出版会)第4巻『企業の成長と金融制度』今井健一·渡邉真理子 は輪読文献の一つに入るであろう.

連絡先

矢野(2221, 088-656-7182, yano@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 水 12:00∼13:00·一号館中棟2F奥·yano@ias.tokushima-u.ac.jp