2008年度 人間·自然環境研究科 人間環境専攻 修士課程 選択科目 健康科学 — 1年(前期), 2年(前期)

養護教育学特論

肩書不明・中安 紀美子

2単位

目的

養護の概念を構成する応答とケア,受容と共感,依存と癒し,居場所と安心·安全の保障等について,再考する.また,参加と自治,共同論,関係性,他者性,発達支援論などの視点から,養護概念を再構築をする.人間の存在をケアし,ともに成長する互恵的関係としてのの養護を模索する

概要

教諭·養護教諭,カウンセラー,看護師,保健師,社会福祉士,保育士など援助職に共通な養護の概念について深める.

注意

文献学習を通して主体的に学習し,討論に参加すること

目標

1.自己の専門職との関わりで,養護の理論を再構築する.

計画

1.教育,養護,看護,福祉における支援論と専門性論
2.専門職性と専門性1
3.専門職性と専門性2
4.対象論1
5.対象論2
6.実践活動論1
7.実践活動論2
8.支援論1
9.支援論2
10.協働・組織論1
11.協働・組織論2
12.研究活動論1
13.研究活動論2
14.展望と課題
15.まとめ

評価

レポートと課題発表による

教科書

適宜資料を配布する.

参考資料

ベナー/ルーベル:現象学的人間論と看護,医学書院,メトーデ研究会:学びのディスコース-協同想像の授業を求めて-,八千代出版

連絡先

中安(連絡先未登録)
オフィスアワー: nakayasu@ias.tokushima-u.ac.jp

備考

前期に集中講義を行う