2008年度 人間·自然環境研究科 自然環境専攻 修士課程 選択科目 物質科学 — 1年(前期), 2年(前期)

物質計測特論

教授・桑折 範彦

2単位

目的

物質を計測するには,物質の相互作用についての理解がかかせない.測定する対象(例えば,放射線(粒子線))と物質との相互作用について講義し,その応用としての環境物質計測法,粒子線計測法,コンピュータ利用計測法などの実験的手法について知見を広げることを目的とする.

概要

環境物質計測法,粒子·物質相互作用論,粒子線計測法,コンピュータ利用計測法など,各人の研究テーマに応じて,その分野で応用されている計測法について発表,討論による演習を行う.

目標

1.環境物質の基本的相互作用について理解する.環境計測法(粒子線計測法を含む),など各種の計測法についての知見を広める.

計画

1.物理学関係の学生には,以下のテーマを中心として講義·討論を行う.(物理学以外の学生には,各人の研究テーマに応じて,応用されている計測法について発表,討論による授業とすることも可能である.)

評価

講義での討論などへの寄与·発表及びレポートにより評価する.

教科書

G.F. Knoll: "Radiation Detection and Measurement"

連絡先

桑折(総合科学部3号館1N03, 656-7237, koori@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: オフィスアワー:前期水曜17:00-18:00(研究室に居る時は随時対応します):研究室3号館1階北:Eメール: koori@ias.tokushima-u.ac.jp