物性科学特論(固体物理·構造物性)
Special Lecture on Materials Science
准教授・菅原 仁
2単位
目的
物質の示す物性には,その物質の構造が大きな影響をおよぼしている.構造を積極的に変化させる事により,新規な物性が出現する事も起こりうる.実際に大きさの異なる原子(イオン)による置換効果としてのケミカル·プレッシャー効果や圧力効果(静水圧および一軸性圧力)をはじめとして,ミクロな構造の違いが物性におよぼす影響を紹介し,それら現象がどのように理解されるかについて概説し,関連する演習を行う.
概要
固体物理·構造物性
注意
講義は,受講生によるゼミナール形式を中心に進める予定です.
目標
1. | 固体物理と構造物性に関する知見を深める. |
計画
1. | 結晶構造と物性 |
2. | 結晶構造の制御と物性の変化 |
3. | 構造物性科学 |
評価
ゼミナール形式の講義における発表および質疑応答を中心に評価する.
教科書
参考書は適宜紹介する.
連絡先
菅原(総合科学部3号館1N06, 088-656-7229, sugawara@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 質問などは在室時随時受け付ける.
備考
隔年開講,今年度開講