2008年度 人間·自然環境研究科 自然環境専攻 修士課程 選択科目 物質科学 — 1年(前期), 2年(前期)

環境無機物質活用論

教授・寺尾 博充

2単位

目的

身近な環境物質や有用な材料の多くは固体である.有用な固体物質の性質や構造について理解し,有効かつ環境に配慮した物質の利用について考える.

概要

無機固体物質の物理的,化学的性質と活用·環境

キーワード

固体化学,結晶構造,電子状態,固体の性質,固体の反応

注意

予習·復習に心掛けること.

目標

1.固体物質の諸性質について微視的観点から考察することが出来る.
2.無機固体化学分野の基礎的内容について理解している.

計画

1.固体の構造Ⅰ
2.固体の構造Ⅱ
3.固体の構造Ⅲ
4.固体の構造Ⅳ
5.固体の構造Ⅴ
6.固体の性質Ⅰ
7.固体の性質Ⅱ
8.固体の性質Ⅲ
9.固体の性質Ⅳ
10.固体の性質Ⅴ
11.固体の性質Ⅵ
12.固体の性質Ⅶ
13.固相の反応Ⅰ
14.固相の反応 Ⅱ
15.無機固体の合成
16.定期試験

評価

定期試験,レポート,課題発表の成績に出席等の平常点を加味して総合的に評価する.

教科書

使用しない.適宜プリントを配布する.

参考資料

D.F.Shriver and P.W.Atkins「無機化学(上,下)」東京化学同人

L.Smart and E.Moore「入門固体化学」化学同人

連絡先

寺尾(2N06, 088-656-7245, terao@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: オフィスアワー:月12:00∼13:00·研究室:総合科学部3号館2階,2N06·Eメール:terao@ias.tokushima-u.ac.jp

備考

隔年開講,2008年度開講せず.