2008年度 人間·自然環境研究科 自然環境専攻 修士課程 選択科目 生命科学 — 1年(前期), 2年(前期)

生体物質環境解析

准教授・佐藤 征弥

2単位

目的

植物は,農村であれ都市であれ重要な構成要素あり,農作物として,景観要素として,生態系を構成する一員としての役割を持つ.自然環境と調和した社会の形成のためには,植物の生理や生態を知ることが必要である.また,植物にはそれぞれ独自の文化的·歴史的な背景があり,植物は生活の様々な所に浸透している.環境創造には,それらを活かすことも大事である.この講義では具体例を挙げてこの問題について考察する.

概要

人と植物の関わりについて幅広い視点から考える.

注意

討論を重要視する.

目標

1.生活の様々な所に存在し,利用されている植物が,なぜその場所でそのように利用されているのか,その意味を知る.

計画

1.·景観としての植物(計4回)
2.·栽培の歴史(計4回)
3.·移動の歴史(計4回)
4.·習俗,信仰との関わり(計4回)

評価

出席および各回の討論の内容で評価する.

教科書

指定しない.資料を随時配付する.

連絡先

佐藤(088-656-7222, satoh@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 部屋にいる時はいつでもOK.3号館3N03教官室.satoh@ias.tokushima-u.ac.jp