2008年度 人間·自然環境研究科 自然環境専攻 修士課程 選択科目 生命科学 — 1年(前期), 2年(前期)

生体物質環境解析演習

准教授・佐藤 征弥

2単位

目的

吉野川の河口周辺には全国的にも有名な干潟が発達している.また吉野川からミネラルが供給されることにより,周辺の海洋生物も豊富である.このような場所に行き,どのような生物が生息しているか調査を行う. また,徳島県には巨樹が多い.樹齢数百年の巨樹は,見る者の心を打つ.これらの巨樹を訪ねて,樹の状態やどのように管理されているのかを調べる.これらの樹は,八十八ケ所霊場や由緒ある神社などに神木として親しまれているものも多く,歴史や信仰との関わりについても考察する.

概要

野外調査を行い,自然環境を知る.

注意

野外調査なので,授業時間は特定の時間に定めず,受講生の都合に合わせて調整する.

目標

1.自然環境に対する意識を高める.

計画

1.潮間帯の海洋生物(計4回分)
2.城山にて植物調査(計3回文)
3.神社の巨樹調査(計4回分)
4.八十八ケ所霊場における巨樹調査(計5回分)

評価

出席およびレポートにより評価する.

教科書

指定しない.資料を随時配付する.

連絡先

佐藤(088-656-7222, satoh@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 部屋にいる時はいつでもOK.3号館3N03教官室.satoh@ias.tokushima-u.ac.jp