免疫検査学実習
Practice in Immunology
目的
免疫血清学的検査の基本手技と診療上の重要性を,実習を通して体得させる.
概要
検査の測定原理,手技,結果の解釈,臨床的意義を講義し,学内実習·臨地実習を行う.
注意
【3年·後期】:学内実習,【4年·前期】:臨地実習として,徳大病院検査部血清検査室·輸血部および徳島県赤十字血液センターにて実習を行う.
目標
1. | 免疫学的検査の基本手技を習得する.診療における免疫学的検査の重要性を理解する. |
計画
1. | 試薬の調製,試料採取【3年·後期】 |
2. | DNA分離,PCR法によるABO遺伝子検査法 |
3. | 風疹ウィルスHI抗体価測定 |
4. | 免疫電気泳動法 |
5. | 補体価CH50測定 |
6. | CRP,RAテスト |
7. | 梅毒血清反応(ガラス板法,凝集法,カーボン法,TPHA) |
8. | 寒冷凝集反応 |
9. | ボールバンネル反応 |
10. | アレルギー検査(EIA) |
11. | ヘリコバクター·ピロリ抗体価測定 |
12. | リンパ球サブセットの検査(CD4/CD8) |
13. | 実習試験 |
14. | 臨地実習【4年·前期】 |
評価
実習試験の成績,レポートおよび実習態度を総合して評価する.
教科書
臨床検査技術学13「免疫検査学」:折笠道昭他著,医学書院
参考資料
臨床検査学講座「臨床免疫学」:福岡良男他著,医歯薬出版
連絡先
細井(633-9062, hosoi@medsci.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 火曜日(15:00-1700)