2008年度 医学部 保健学科 放射線技術科学専攻 学部課程 保健学科.放射線技術科学専攻 — [必修] 2年

放射線機器工学I

Radiological Equipment Engineering I

教授・吉永 哲哉, 非常勤講師・江口 健司, 助教・藤本 憲市

2単位

目的

診断用X線装置の構成,動作原理,工学的特性を理解する.

概要

診断用X線装置(X線管,高電圧発生装置,制御装置,撮影用付属装置等),X線テレビ装置,その他放射線診断機器·測定器類について原理,構造,特性,規格,保守管理方法などを教授する.

目標

1.X線の発生機構およびX線管の構造,動作特性,規格を理解できる.
2.診断用X線装置の構造,原理,特性,規格,保守管理方法を理解できる.
3.デジタルX線装置の構造,原理,特性,画像の特徴について理解できる.
4.眼底カメラの構造,原理,特性等を理解できる.

計画

1.ガイダンス
2.総論
3.X線管の原理 (1)
4.X線管の原理 (2)
5.単相全波整流装置の原理 (1)
6.単相全波整流装置の原理 (2)
7.単相全波整流装置の原理 (3),三相全波整流装置の原理
8.自己整流X線装置,コンデンサ式X線装置
9.インバータ式装置の原理 (1)
10.インバータ式装置の原理 (2)
11.X線TV,II等周辺機器
12.IIDR,DSA
13.ディジタルX線装置
14.眼底カメラ
15.X線平面検出器
16.まとめ

評価

定期試験の成績により評価する.

教科書

青柳泰司他著,新版 放射線機器学 (I) ---診療画像機器--- ,コロナ社.

参考資料

JISハンドブック 放射線(能),日本規格協会.

連絡先

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