2008年度 保健科学教育部 保健学専攻 医用情報科学領域 博士前期課程 — [選択] 1年

医用電子情報システム論

Electronic and Information Systems for Medicine

教授・長篠 博文, 助教・藤本 憲市

2単位

目的

医療における診断機器や治療機器に用いられる電子回路システム,情報システムを十分に活用し,また新しいシステムを開発するために必要な知識と基礎的能力を修得する.

概要

高度化する先端的医療機器に用いられる電子情報システムの原理について,学部における講義で扱った基礎的事項を踏まえて,ハードウェア·ソフトウェアの両面にわたって教授する.計測システム,演算システムを中心にその解析·設計法を修得させ,コンピュータシステムによるシミュレーションを用いて体験的に理解させる.また,生体の高度な機能に学んだ各種の知的情報処理手法について紹介し,その医学応用を例示して詳説する.

目標

1.医用電子情報システムを理解する

計画

1.アナログ電子回路の応用(1)
2.アナログ電子回路の応用(2)
3.ディジタル電子回路の応用(1)
4.ディジタル電子回路の応用(2)
5.ディジタル電子回路の応用(3)
6.ディジタル電子回路の応用(4)
7.LabViewを用いた計測システム(1)
8.LabViewを用いた計測システム(2)
9.LabViewを用いた電子回路設計
10.LabViewを用いた信号処理(1)
11.LabViewを用いた信号処理(2)
12.ニューラルネットワークの基礎(1)
13.ニューラルネットワークの基礎(2)
14.ニューラルネットワークを用いた生体時系列信号解析(1)
15.ニューラルネットワークを用いた生体時系列信号解析(2)
16.まとめ

評価

授業への参加状況とレポートにより評価する.

教科書

なし

連絡先

長篠(A312, 088-633-9025, nagasino@medsci.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 毎週水曜16∼17時,19時∼20時 保健学科A棟3階長篠教員研究室