2008年度 医学部 保健学科 放射線技術科学専攻 学部課程 保健学科.放射線技術科学専攻 — [必修] 3年

放射線腫瘍学

教授・生島 仁史

1単位

目的

臨床腫瘍学をベースに,各種悪性腫瘍の局在診断と腫瘍の広がり(Target Volume)の決定を理解し,放射線治療計画を行う上で最も大切な点を教授する.

概要

発癌,免疫,病理,診断,治療等がんを総合的に教育し,放射線治療の現状についても教授する.

計画

1.放射線照射された癌の組織病理学
2.放射線治療の組織学的治療効果判定
3.癌とアポトーシス
4.腫瘍の構造·腫瘍の増殖
5.分割照射と腫瘍の反応
6.癌の進行病期
7.腫瘍体積
8.腫瘍の発育形式
9.腫瘍の病理組織型
10.腫瘍をとりまく正常組織の耐容線量
11.臨床検査所見
12.全身状態ほか生理的条件
13.急性反応とその対策
14.晩期反応とその対策
15.放射線治療とQOL
16.定期テスト

評価

定期テスト,講義の出席状況.

再評価

再試験は行う.

参考資料

癌·放射線療法 2002(篠原出版新社)