2008年度 医学部 保健学科 検査技術科学専攻 学部課程 保健学科.検査技術科学専攻 — [必修] 3年

臨床病理学総論

Clinical Pathology

教授・梶 龍兒, 教授・齋藤 憲, 助教・遠藤 逸朗

2単位

目的

神経筋疾患,呼吸器疾患,内分泌疾患,動脈硬化病変等と検査の関連性を講義し,疾患の病態生理と検査成績の変化について講義する.

概要

講義

目標

1.病気を臓器別に分類し,疾患の病態生理と臨床検査との関連性,疾患の鑑別診断等について理解させる.

計画

1.神経変性疾患とその検査異常(梶)
2.末梢神経障害と神経伝導検査(梶)
3.機能性疾患と脳波·誘発電位(梶)
4.筋疾患と筋電図(梶)
5.神経感染症·神経免疫と髄液検査(梶)
6.脳血管障害と血管エコー(梶)
7.呼吸器の構造と機能,肺機能検査(齋藤)
8.慢性閉塞性肺疾患,肺炎,肺結核(齋藤)
9.肺癌,縦隔腫瘍,睡眠時無呼吸症候群(齋藤)
10.肺血栓塞栓症,呼吸不全,在宅酸素療法(齋藤)
11.内分泌検査総論(遠藤)
12.下垂体疾患(遠藤)
13.甲状腺疾患(遠藤)
14.副甲状腺疾患(遠藤)
15.副腎疾患(遠藤)
16.試験(中根,齋藤,遠藤)

評価

定期試験,出席などにより評価を行う.

教科書

コメディカルのための内科学(医学出版社),成人看護学[6]:内分泌代謝疾患の看護(医学書院)

連絡先

齋藤(088-633-9064, saito@medsci.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 火曜日午後(15:00-17:00)