2008年度 医学部 保健学科 看護学専攻 学部課程 保健学科.看護学専攻 — [必修] 3年

地域福祉·行政論

Introduction to Community Health and Welfare Administration

非常勤講師・三宅 雅史

1単位

目的

少子高齢化社会や市町村合併等社会情勢の変化に伴い行政の機能と役割も大きく方向転換してきており,時代の流れと人々の意識の変化に対応できる地域看護職が求められている.当科目では,公衆衛生行政の視点から,地域の特性や健康課題に対応できる保健師の機能と役割について考察する.

概要

保健·福祉行政の理念や仕組み,近年の社会情勢の変容と地域保健·福祉行政の課題および地域保健計画について講義し,地域看護専門職の機能と役割について考察する.

注意

地域看護学実習を念頭に学習し,社会情勢の動向について関心をもつこと.

目標

1.1保健医療福祉行政の制度および財政システムについて理解する.2地方自治体の保健医療福祉計画の策定·実施·評価過程を理解する.3行政における地域看護専門職の機能と役割について理解する.

計画

1.保健医療福祉行政の概要(その1)
2.保健医療福祉行政の概要(その2)
3.保健医療福祉行政と行財政システムについて(その1)
4.保健医療福祉行政と行財政システムについて(その2)
5.社会保障の制度(その1)
6.社会保障の制度(その2)
7.社会情勢の変容と保健医療福祉行政の課題(その1)
8.社会情勢の変容と保健医療福祉行政の課題(その2)
9.地域保健計画の策定から評価までの過程について(その1)
10.地域保健計画の策定から評価までの過程について(その2)
11.地域保健計画の策定から評価までの過程について(その3)
12.地域保健計画の策定から評価までの過程について(その4)
13.保健医療福祉行政における地域看護専門職の機能と役割(演習)
14.保健医療福祉行政における地域看護専門職の機能と役割(まとめ)
15.試験

評価

定期試験(100%),授業への参加態度で減点あり.

教科書

標準保健師講座別巻1保健医療福祉行政論 医学書院

参考資料

地域看護学概論および地域看護援助論のテキスト

連絡先

三宅(連絡先未登録)
オフィスアワー: miyake_masafumi_1@pref.tokushima.lg.jp