環境衛生学
Environmental Hygiene
准教授・梅野 真由美
1単位
目的
人の健康に及ぼすさまざまな環境要因をとりあげ，健康影響とその対策をはじめ，環境問題の今日的課題について教授する．
概要
講義
先行科目
関連科目
目標
| 1. | グロ-バルな地球環境問題や公害問題の事例や身近な大気，水の環境衛生の問題や，さまざまな物理的，化学的環境因子の健康影響とその対策について理解を深めることを目標とする． |
計画
| 1. | 生態系と環境問題 |
| 2. | 人の活動と環境悪化要因 |
| 3. | 地球規模の環境問題 |
| 4. | 身近な環境 1. 生活と大気 |
| 5. | 身近な環境 2. 生活と水 |
| 6. | 身近な環境問題 1. 大気汚染の要因 |
| 7. | 身近な環境問題 2. 大気汚染の事例，対策，環境白書，法的規制 |
| 8. | 身近な環境問題 3. 水質汚濁の要因，水質汚濁指標 |
| 9. | 身近な環境問題 4. 水質汚濁の事例，対策，環境白書，法的規制 |
| 10. | 物理的要因による環境問題 |
| 11. | 食環境と食の安全 |
| 12. | 環境中の環境汚染物質の運命． 重金属，農薬，有機塩素化合物，環境ホルモン |
| 13. | 環境汚染物質の生体への影響． 吸収，代謝，排泄および毒性発現機構 |
| 14. | 重金属，農薬の生体毒性発現機構 |
| 15. | 有機化合物(有機塩素化合物を含む)，環境ホルモンの生体毒性発現機構 |
| 16. | 授業の理解度を評価するため期末試験を行う． |
評価
積極的に，目的意識をもち授業に参加しているかどうか，理解度が定期試験にどのように反映しているかを基本的評価基準とする．
教科書
第3版 明日の環境と人間 川合真一郎，山本義和著(化学同人)
参考資料
授業進行内容に応じ適宜紹介する．
連絡先
梅野(088-633-9067, umeno@medsci.tokushima-u.ac(no-spam).jp)