2008年度 医学部 保健学科 検査技術科学専攻 学部課程 保健学科.検査技術科学専攻 — [必修] 2年

生化学実習

Practice in Biochemistry

准教授・西田 敏信

1単位

目的

生化学領域で使用される基本的な方法を,実習で体験し原理や操作を習得する.タンパク質の電気泳動や酵素活性の測定などを通し,生体試料の取り扱い方を習得する.

概要

生成成分の分離,分子量推定および酵素反応の解析など,生化学の基礎的な事柄について理解を深める.実習目的を説明し,小グループに分かれて実習する.実習後直ちにレポートを提出させ,理解度を確認しながら,次に進める.

注意

実習レポートを定期的に提出すること.不備があれば再提出を求める.

目標

1.生化学領域における基本手技を習得する.生体試料の取り扱い方を習得する.

計画

1.緩衝液の作製
2.タンパク質の定量(Biuret法,Lowry法)
3.カラムクロマトグラフィーによるタンパク質の分画(ゲル濾過法,イオン交換法)
4.電気泳動によるタンパク質の分離および分子量推定(アガロースゲル,ポリアクリルアミドゲル)
5.酵素活性の測定

評価

レポート,実習に取り組む態度を基に総合的に評価する.

教科書

実習テキストを配布する.

連絡先

西田(088-633-9060, nishida@medsci.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 水曜日 17:00∼