先端医療薬学1

Advanced Clinical Pharmacy 1

1単位

形態

講義

適正な薬物治療に参画できるようになるために，医療現場で役立つよりアドバンスな知識と技能を修得する．

直接測定不可能な作用部位，代謝部位などにおける薬物濃度を推定し，薬効を予測する方法論と，病因および医薬品安全対策に関する知識を学ぶ．

薬学モデル・コアカリキュラム範囲外

受講に際しては，これまでに学んだ関連する基礎知識を事前にしっかり復習しておくと，講義内容が良く理解できます．

1.	生理学的薬物速度論生理学的薬物速度論の意義を説明できる．臓器クリアランスと固有クリアランスを説明できる．アベイラビリティーを計算できる．生理学的薬物速度論に基づくモデルを構築できる．
2.	薬の効果・副作用予測 PK/PDモデル理論を説明できる．受容体作用薬の作用を予測できる．酵素阻害薬の作用を予測できる．
3.	病気の原因と発症機序老化，栄養障害，ビタミン欠乏，環境因子などによる病気の原因について説明できる．病気を引き起こす遺伝子異常や遺伝病について説明できる．脳血管障害の原因，後遺症について説明できる．先天的，後天的免疫不全について説明できる．拒絶反応について説明できる．
4.	医薬品情報管理と医薬品安全対策医薬品情報のIT化とセキュリティ管理について説明できる．医療および医薬品情報公開の意義と重要性について説明できる．医薬品安全対策の概要を説明できる．医療および調剤過誤防止の実際について説明できる．

1.	上記到達目標に従い講義を進める．

試験，レポートで評価する．なお，出席状況も加味する．

実施する

教科書は検討中．使用しない場合は資料を配布します．

事前に連絡を取った上，面談して下さい．

荒木(病態神経薬学分野, 088-633-7277, tsuaraki@ph.tokushima-u.ac(no-spam).jp)

木原(088-633-7253, mkihara@ph.tokushima-u.ac(no-spam).jp)

際田(088-633-7259, hkiwada@ph.tokushima-u.ac(no-spam).jp)

滝口(088-633-7466, takiguti@ph.tokushima-u.ac(no-spam).jp)

平成21年度開講予定

最終更新: Fri Nov 21 17:36:46 2008 　このページは EDB から自動生成されました．