2008年度 歯学部 歯学科 学部課程 — 3年(後期)

薬理学 実習

Pharmacology

教授・吉本 勝彦, 准教授・石川 康子, 助教・水澤 典子, 助教・岩田 武男, 非常勤講師・森谷 眞紀

1単位

形態

実習

授業目的

講義で学んだ薬物を,実際に動物あるいは摘出臓器に作用させ,その効果を観察することにより,生体の機能と薬理作用の関係を具体的かつ総合的に把握する.

授業概要

実験動物の取り扱い方,薬理学的実験法を習得するとともに,薬物の効果を確認する.

授業テーマ

講義で学んだ静的な知識を動的に捉え直し,知識を統合する.

授業方法

実習

授業場所

第2実習室

注意事項

実習全回出席と全実習レポートの提出をもって,受験資格を認定する.

到達目標

1.実験機械・器具の使用方法を説明できる.
2.実験動物の苦痛を認知し,動物実験の必要性と倫理的配慮について説明できる.
3.麻酔薬の効果を説明できる.
4.血圧に影響を及ぼす薬物の効果を説明できる.
5.唾液分泌に作用する薬物の作用を説明できる.
6.鎮痛薬の作用を説明できる.
7.薬物代謝酵素の多型について説明できる.

授業計画

大項目中項目担当到達目標
1.イントロダクション機器·器具の操作法や使用上の注意点,小動物の取り扱い方を説明する.
緩衝液など試薬の調整法を説明する.
全員1, 2
2.中枢神経作用薬麻酔薬の作用3
3.末梢神経作用薬唾液分泌に作用する薬物の作用5
4.循環系作用薬全身血圧に対する薬物の作用4
5.鎮痛薬熱刺激に対する鎮痛薬の作用6
6.薬物代謝酵素遺伝子多型の検出7
7.実習の反省実習内容について討議する.1-7

成績評価の方法

評価はレポートおよび筆記試験により行い,試験は講義C·Dの筆記試験と同時(3年次後期試験中)に実施する.
100点満点で60点以上のものを合格とする.

再試験

行う.

教科書,プリント,参考書

実習書:プリントを配付する.

連絡先

吉本(088-633-9123, yoshimot@dent.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: (月∼金 16:00-18:00/5F 分子薬理学・教授室)
石川(088-633-7332, isikawa@dent.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: (月∼金 16:00-18:00/5F 分子薬理学・准教授室)
水澤(088-633-9137, mizusawa@dent.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: (月∼金 16:00-18:00/5F 分子薬理学・第4研究室)
岩田(088-633-9137, iwatakeo@dent.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: (月∼金 16:00-18:00/5F 分子薬理学・第4研究室)