2008年度 歯学部 口腔保健学科 学部課程 — [必修] 2年(前期)

生化学

Biochemistry

教授・吉田 秀夫, 教授・羽地 達次, 教授・細井 和雄, 教授・野間 隆文, 教授・羽田 勝, 教授・中野 雅德, 教授・伊賀 弘起, 准教授・吉岡 昌美, 講師・吉田 賀弥

形態

講義

一般目標

生体構成成分について理解し,疾病治療や口腔ケアにおける栄養代謝の意義をつかむ.

授業概要

私たちの体を構成する分子は食物を摂食,嚥下,吸収という過程を経て,栄養素として摂取される.その栄養素がどのように代謝され,どのように体に影響を与えているかを理解するとともに,適切な栄養摂取の方法について理解することで,栄養代謝学を疾病や口腔ケアにおいて実践する基礎力をつける.

授業方法

教科書と参考資料を使用して講義を行う.

授業場所

月曜2時限目 第3講義室

注意事項

試験は学生便覧の歯学部規則を満たしている者に対して行う.

行動目標 (到達目標)

1.人体の構成成分と栄養素について説明できる.
2.消化吸収について説明できる.
3.エネルギー代謝について説明できる.
4.栄養状態について評価できる.
5.疾病治療における栄養の役割を説明できる.
6.治療食について説明できる.
7.ライフステージにおける栄養の役割を説明できる.
8.食品の内容を説明できる.
9.栄養代謝学の実践現場としての口腔ケアが説明できる.

授業計画

項目内容担当到達目標
1.栄養代謝学
栄養
野間1
2.消化吸収
消化吸収(1)
2
3. 〃
消化吸収(2)
4.栄養素
栄養素(1)タンパク質・脂質
1
5. 〃
栄養素(2)糖質
6. 〃
栄養素(3)無機質・ビタミン
7.エネルギー代謝
エネルギー代謝
3
8.栄養評価
食事摂取と運動
4
9. 〃
栄養評価
10.栄養と疾病
栄養と疾病治療
5
11. 〃
治療食(1)
6
12. 〃
治療食(2)
13.栄養と食品
ライフステージと栄養
7
14. 〃
食品
8
15.栄養と口腔ケア
栄養代謝学の実践における口腔ケアとは
吉岡9

成績評価の方法

解剖学,生理学,生化学でそれぞれ筆記試験を行い,合計得点が100点満点で60点以上のものを合格とする.

再試験

行う.

教科書,参考書

コンパクト栄養学改訂第2版 2,100円 南工堂

参考資料

病態栄養専門師のための病態栄養ガイドブック 3,675円 メジカルビュー社

連絡先

吉田 秀夫 (yosihide@dent.tokushima-u.ac.jp/6F口腔保健学科・第2研究室/633-7963)
オフィスアワー: 月∼金17:00∼18:00
羽地 達次 (tat-hane@dent.tokushima-u.ac.jp/4F口腔組織学・教授室/ 633-7321)
オフィスアワー: 月∼金17:00∼18:00
細井 和雄 (hosoi@dent.tokushima-u.ac.jp/6F口腔生理学・教授室/633-7323)
オフィスアワー: 月∼金17:00∼18:00
野間 隆文 (ntaka@dent.tokushima-u.ac.jp/5F分子医科学・第1研究室/ 633-7326)
オフィスアワー: 月∼金16:00∼18:00
羽田 勝 (hada@dent.tokushima-u.ac.jp/6F口腔保健学科・第1研究室/633-9171)
オフィスアワー: 月∼金17:00∼18:00
中野 雅徳 (nakano@dent.tokushima-u.ac.jp/6F口腔保健学科・第1研究室/633-7963)
オフィスアワー: 月∼金17:00∼18:00
伊賀 弘起 (iga@dent.tokushima-u.ac.jp/6F口腔保健学科・第1研究室/633-9171)
オフィスアワー: 月∼金17:00∼18:00