2008年度 口腔科学教育部 口腔科学専攻 博士課程 — [選択] 1年(前期), 2年(前期)

口腔組織学

Histology and Oral Histology

教授・羽地 達次, 准教授・樋浦 明夫

2単位

目的

生体を構成する一般的な細胞と組織の構造と機能及びその病的対象について細胞及び分子レベルで理解する.

概要

生体を構成する細胞と組織の形態と機能について,細胞生物学的,分子生物学的,分子遺伝学的視点から講義する.細胞増殖,分化,アポトーシスと疾患との関わりについて体系的に講義する.痛みを伝える一次知覚ニューロンの神経性調節に関する最新の知見を,形態的,電気生理学的知見に基づいて体系的に講義する.

注意

受講生は必ず出席すること

計画

1.授業ガイダンス+口腔組織学序論(担当者: 羽地 達次)
2.人体を構成する組織(担当者: 〃)
3.細胞と細胞内小器官の構造(担当者: 〃)
4.細胞と細胞内小器官の機能(担当者: 〃)
5.細胞周期の分子機構(担当者: 〃)
6.細胞周期と発癌機構(担当者: 〃)
7.アポトーシスの分子機構(担当者: 〃)
8.アポトーシスにおける核内蛋白の分解(担当者: 〃)
9.痛覚伝達の解剖学(担当者: 樋浦 明夫)
10.侵害受容生一次知覚ニューロン(担当者: 〃)
11.脊髄後角表層内中枢性終末の微細構造(担当者: 〃)
12.痛覚伝達の調節部位と調節物質(担当者: 〃)
13.カプサイシンの作用とその agonistとantagonist(担当者: 〃)
14.カプサイシンのレセプター (VR1) とTRPファミリー(担当者: 〃)
15.痛覚受容と伝達の問題点と展望(担当者: 〃)

評価

出席状況,受講態度等により総合的に判定する.

再評価

行わない.

連絡先

羽地(088-633-7321, tat-hane@dent.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 金曜日 17:00∼18:00
樋浦(633-9121, hiuraaki@dent.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 金曜日 17:00∼18:00

備考

特になし.