2008年度 口腔科学教育部 口腔科学専攻 博士課程 — [選択] 1年(後期), 2年(後期)

口腔顎顔面放射線医学演習

Oral and Maxillofacial Radiology Seminar

教授・誉田 栄一, 助教・森田 康彦

2単位

目的

放射線とは何かということを実習を行いながら理解するとともに,医療での放射線の利用を体験する.

概要

放射線の性質を調べる実習を行う.
放射線の検出系の評価法に関する実習を行う.
歯科領域で行われている,CT検査,MR検査,超音波検査,核医学検査で得られた各種疾患の画像診断の実習を行う.

注意

筆記用具(鉛筆,消しゴム,直線定規),電卓(関数機能つき)を持参することデータ整理のためのパソコンなどがあれば持参することが望ましい.

計画

1.実習ガイダンス
2.X線管球から発生する線量測定
3.物質および管電圧の違いによるX線透過性測定
4.散乱線の測定
5.口内法・パノラマX線撮影における被曝線量測定
6.CT撮影における被曝線量測定
7.フィルムの画質測定1(コントラスト,感度)
8.フィルムの画質測定2(粒状性,鮮鋭度)
9.ディジタル検出系の感度測定
10.ROC曲線
11.頭部のX線撮影(PA, Waters, パノラマX線撮影)における画像診断実習
12.CT画像診断実習
13.MR画像診断実習
14.超音波画像診断実習,核医学画像診断実習

評価

出席およびレポートにより評価.

再評価

行わない.

連絡先

誉田(honda@dent.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: e-mail によりアポイントをとって下さい.必要に応じて時間調節を行います.

備考

特になし.