生物薬品化学特論
Medicinal Biochemistry
教授・◎篠原 康雄
2単位
目的
生体の機能発現の分子論についての理解を深めるとともに，医薬品開発の現状を学ぶ
概要
生体の機能発現のメカニズムを理解するためには，個体レベル，細胞やオルガネラレベル，タンパク質や分子レベルなど，異なるスケールでの研究が重要になる．本講義ではそれぞれのスケールでの研究事例を紹介し，生体の機能発現の分子論についての理解を深めることをめざす． また，医薬品の研究開発の現状と将来像についても学ぶ
計画
| 1. | 遺伝子発現解析法の概論 |
| 2. | マイクロアレイ解析の現状と課題 |
| 3. | 遺伝子発現規格化の現状と世界的動向 |
| 4. | 遺伝子発現を用いた疾病診断の可能性 |
| 5. | 膜とペプチドの相互作用の概論 |
| 6. | ペプチドの膜透過 |
| 7. | 人工的な膜タンパク質構築の可能性 |
| 8. | 膜タンパク質のfolding |
| 9. | DNAの構造のダイナミクス |
| 10. | DNAの動的構造と遺伝子発現の制御 |
| 11. | ミトコンドリア学概論 |
| 12. | ミトコンドリアによる細胞死の制御 |
| 13. | 医薬品開発の現状と課題(1) |
| 14. | 医薬品開発の現状と課題(2) |
| 15. | レポート作成(1) |
| 16. | レポート作成 (2) |
評価
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連絡先
篠原(088-633-9145, yshinoha@genome.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 特に定めない．
備考
平成20年度前期開講(集中講義)