2008年度 医科学教育部 医学専攻 博士課程 — [選択] 1年(前期)

形態研究・局所解剖入門実習

Practice for Morphological Sciences

教授・福井 義浩, 教授・石村 和敬, 教授・佐野 壽昭, 肩書不明・澤田 和彦, 准教授・樋田 一徳

2単位

形態

実習

目的

・形態学研究の方法論をマスターすることによって,医学研究の基礎をつくる.
・実習を通して形態的手法の実際を学ぶ.
これまでに人体解剖の経験がない医学科以外の卒業者に対して局所解剖の講義と実習を行う.ヒト正常構造を理解し,医学研究へのモチベーションを高める.

概要

研究を進める上で必要となる形態学的手法(光学顕微鏡法,電子顕微鏡法,免役組織化学法,共焦点レーザー顕微鏡法など)の適用範囲とその限界,所見の取り方の基本,機器の使用法,標本作製法などについて実習を行う.医学科以外の卒業者に対しては,これと併せて局所解剖実習も行う.

授業方法

オムニバス方式

注意

受講前に書く授業の担当教官と連絡を取り,受講上の注意事項について確認すること.
授業のe-learning化は準備中である.完成後速やかに導入する.

計画

1.光学顕微鏡法(講義45分×2,実習45分×4)(担当者: 澤田)
2.電子顕微鏡法(講義45分×3,実習45分×4)(担当者: 石村)
3.光顕および電顕レベルでの免疫組織化学(講義45分×3,実習45分×4)(担当者: 佐野)
4.共焦点レーザー顕微鏡法(講義45分 ×2,実習45分×4)(担当者: 樋田)
5.肉眼解剖実習(講義45分×4,実習45分×10)(担当者: 福井)

評価

出席状況など,授業への取り組み姿勢にもとづく評価と,各教員による評価を併用して行う.

連絡先

各教員にe-mailにて時間調節の上,面談して下さい.