2008年度 医科学教育部 医学専攻 博士課程 — [選択] 1年, 2年, 3年

臓器病態治療医学演習

肩書不明・伊東 進, 准教授・清水 一郎, 肩書不明・本田 浩仁

4単位

形態

演習

目的

臓器病態治療医学で修得した研究手法を実践し,各研究分野の先端的研究を推進するよう指導する.

概要

肝発癌と肝線維化に関する分子生物学,非観血的検査法による心機能評価と冠循環動態,難治性不整脈の病態と治療および赤外線蛍光内視鏡を用いた新しい不可視病変の内視鏡診断と治療法について,代表的学術論文を学生に抄読させ,仮説や研究計画の立案の仕方,及びその実証方法について指導する.オムニバス方式で行う.

授業方法

オムニバス方式

注意

各演習項目の目的,理論等を解説する.解説書やプリント類を前もって熟読する.十分に理解した上で演習に取り組む.なお,遅刻の場合,「出席」扱いはしない.

計画

1.赤外線蛍光内視鏡学(担当者: 臓器病態治療医学)
2.肝線維化と肝発癌(担当者: 〃)
3.心機能検査法(担当者: 〃)
4.不整脈(担当者: 〃)

評価

演習では,画像,内視鏡機器,心電図,心エコー図等を前に,質疑応答形式で行い,出席状況や授業への取り組む姿勢などにもとづく平常点での評価を中心に行う.また,理解度の確認のために質問用紙を配布し,演習終了後に回収することも行う.

再評価

行わない

備考

non medicalの学生に消化器・循環器疾患に関する臨床医学を修得させる.