2008年度 医科学教育部 医学専攻 博士課程 — [選択] 1年, 2年, 3年

予防医学

Preventive Medicine

教授・有澤 孝吉

2単位

形態

講義

目的

疫学の基本的事項を理解し,ヒト集団における健康問題を正しく評価して疾病予防に貢献できるための基礎知識を身につける.

概要

ヒト集団における疾病の頻度を測定し,その規定因子を明らかにするための方法について解説する.また,疫学研究の結果の妥当性を脅かす要因とその対策について解説する.

注意

現在のところ,e-learningに対応していません.

計画

1.疾病頻度の測定
2.関連の指標
3.地域相関研究
4.コホート研究,介入研究
5.患者対照研究,コホート内患者対照研究
6.偏りおよび交絡とその制御
7.層別解析(マンテルヘンツエル推定量)
8.標準化
9.マッチング
10.偶然誤差と系統誤差
11.ROC分析
12.疫学研究の倫理指針
13.疫学研究のデザイン(1)
14.疫学研究のデザイン(2)
15.疫学研究のデザイン(3)

評価

筆記試験および課題についてのレポートを総合して行う.

連絡先

授業担当者とメールで相談の上決めて下さい.