分子機能解析学演習
Gene Function Analysis Course
形態
演習
目的
静的なゲノム一次配列情報を基にどのように動的な蛋白質の多様性が生み出されるかをRNA分子に転写された遺伝情報の発現調節機構,特にスプライシングと翻訳調節,を中心に最近の論文を読むことで理解する.また,論文の内容を議論しあうことで,データの解釈の仕方や研究の進め方を習得することを目的とする.
概要
遺伝情報を機能的蛋白質の形成へと仲介するRNA結合蛋白質の発現制御機構,mRNA輸送・局在化機構,翻訳調節機構,non-coding RNAによる遺伝子発現調節,特に RNAi機構,とその異常によるヒト遺伝病の発症分子機序の解析に関する代表的論文を学生に抄読させ,仮説や研究計画の立案法,およびその実証法について指導する.
注意
講義は e-learning 化していない.その他,特になし
計画
1. | 抄読会において一人ずつOHP/プロジェクターとプリントを用いて最近の重要な論文を紹介し,出席者全員と議論を構築する.また,単に最新の知識を得るだけでなく,発表の仕方や議論の進め方を習うことを目的とする. | |
2. | 授業ガイダンス+分子機能解析演習序論 | (担当者: 塩見春彦/塩見美喜子) |
3-16. | 関連論文紹介と内容についての議論 | (担当者: ad hoc 発表者.前もって連絡掲示する) |
評価
受講状況と授業内容の理解の程度に応じて評価する.
再評価
行わない.
備考
毎週月曜日12:30より開始.