2008年度 医科学教育部 プロテオミクス医科学専攻 博士課程 — [選択] 1年, 2年, 3年

プロテオミクス病態学

Disease Proteomics

教授・佐々木 卓也, 准教授・西村 範行

2単位

形態

講義

目的

細胞機能の制御機構の研究に必須の基礎知識を習得させるとともに,最近のトピックスを紹介する.特に,細胞内・細胞間シグナル伝達機構,細胞骨格,細胞内小胞輸送をキーワードとした研究を取り上げる.

概要

ヒトの疾病を細胞機能の制御機構の破綻として捉え,その制御に関わる機能蛋白分子群を同定し,個々の分子の機能および分子間の相互作用を解析していくことが疾病の病態解明につながりつつあることを,最近のプロテオミクス研究の成果を中心に総括的に解説する.

注意

遅刻しないこと.

計画

1.授業ガイダンス(担当者: 佐々木)
2.プロテオミクス病態学の基礎(担当者: 西村)
3. 〃(担当者: 佐々木)
4. 〃(担当者: 西村)
5. 〃(担当者: 佐々木)
6. 〃(担当者: 西村)
7.最近のトピックス(細胞内シグナル伝達機構)(担当者: 佐々木)
8. 〃(担当者: 西村)
9.最近のトピックス(細胞間シグナル伝達機構)(担当者: 佐々木)
10. 〃(担当者: 西村)
11.最近のトピックス(細胞骨格)(担当者: 佐々木)
12. 〃(担当者: 西村)
13.最近のトピックス(細胞内小胞輸送)(担当者: 佐々木)
14. 〃(担当者: 西村)
15.授業総括(担当者: 佐々木)

評価

出席のみ(講義の出席を原則としているので,出席が満たない場合は再履修).

連絡先

いつでも.ただしあらかじめメールに用件を書くとともに,時間のアポイントをとること.

備考

本授業科目を担当する分子病態学分野は,あらゆる細胞機能の制御において基本となるしくみに注目して研究を進めていることから,多くの研究領域との関わりがあり,どの研究領域の受講者であっても,本授業科目で習得した知識を受講者自身の研究テーマにつなげることが可能であるという点が特色である.