微生物プロテオミクス学
Microbial Proteomics
形態
講義
目的
微生物プロテオミクス研究に必要な基本的知識を習得すると同時に,種々の疾病に関与する微生物タンパク質を同定し,その機能を解明する先駆的研究を推進する能力を身に付ける.
概要
個々の微生物の生物学的特徴や病原性遺伝子の発現制御について基本的知識を習得するとともに,疾病の発症に関連する微生物由来のタンパク質の構造,機能,分子間相互作用や感染成立における役割を理解させるための講義を行う.
注意
e-learningは実施していない.
計画
1. | 授業ガイダンス+微生物プロテオミクス学序論 | (担当者: 桑原知巳) |
2. | 真性細菌と古細菌 | (担当者: 〃) |
3. | 微生物の構造 | (担当者: 片岡佳子) |
4. | 微生物における遺伝子発現制御 | (担当者: 桑原知巳) |
5. | 病原性遺伝子 | (担当者: 〃) |
6. | 細菌のタンパク質分泌システム | (担当者: 〃) |
7. | 感染成立に寄与する微生物タンパク質 | (担当者: 〃) |
8. | Molecular mimicry | (担当者: 〃) |
9. | 細菌毒素の作用機序 | (担当者: 〃) |
10. | 感染制御のためのワクチン開発の現状と問題点 | (担当者: 〃) |
11. | 細菌の環境シグナル認知機構 | (担当者: 〃) |
12. | Quorum sensing | (担当者: 〃) |
13. | 解毒,発癌における腸内フローラの役割 | (担当者: 片岡佳子) |
14. | 微生物の産業利用 | (担当者: 〃) |
15. | 微生物プロテオミクス学におけるデータベース活用法 | (担当者: 桑原知巳) |
評価
出席状況とレーポート等により評価する.
連絡先
桑原(088-633-9229, tomomi@basic.med.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 月曜日の17:00∼18:00 (e-mailにより時間調整を適宜行います.)
他の教員についても,e-mailにて時間調整の上,面談して下さい.