2008年度 医科学教育部 プロテオミクス医科学専攻 博士課程 — [選択] 1年, 2年, 3年

生体情報内科学演習

Bioregulatory Sciences and Medicine

教授・松本 俊夫, 肩書不明・東 博之, 准教授・安倍 正博, 肩書不明・井上 大輔, 講師・赤池 雅史

4単位

形態

演習

目的

<GIO>
加齢に伴い発症あるいは増悪する多因子病の病態・発症機序の解明および予防・治療法の開発に関わる研究手法を理解し,遂行能力を養う.
<SBO>
1.骨粗鬆症の発症機構の解明および予防・治療法の開発に関わる研究手法を理解する.
2.癌転移や多発性骨髄腫の発症・進展機構およびその解明に向けた研究手法を理解する.
3.動脈硬化の発症・進展機構およびその予防・治療法の開発に関わる研究手法を理解する.
4.糖尿病・高脂血症の発症機序およびその治療法の開発に関わる研究手法を理解する.

概要

内分泌・代謝系,循環器系の多因子病や多発性骨髄腫などの血液・腫瘍疾患について,その背景となる遺伝子多型や変異,染色体転座,蛋白修飾などによりもたらされるプロテオーム系の変化による生体制御の異常に視点をおき,病態および発症機序の解析と予防・治療法の開発に関する輪読会または抄読会形式での演習を行う.

注意

特になし

計画

1.骨粗鬆症,癌に伴う骨病変や多発性骨髄腫における骨病変の成立・進展機序の解明と治療法の開発に関わる研究の遂行に必要な演習を行う(担当者: 松本,井上,安倍)
2.心血管障害や脳血管障害の原因となる動脈硬化症の発症・進展機序の解明およびその予防・治療法の開発に関わる研究の遂行に必要な演習を行う(担当者: 東,赤池)
3.糖尿病・高脂血症などの代謝疾患の発症機序,疾患関連遺伝子などの解明および治療法の開発に関わる研究の遂行に必要な演習を行う(担当者: 松本,東,井上)

評価

講義,実習に取り組む姿勢,理解度,実技内容により判断する.