2008年度 栄養生命科学教育部 人間栄養科学専攻 博士前期課程 — [選択] 毎年(前期)

国際食品安全学演習

Introductory Exercises in International Food Safety

肩書不明・太田 房雄, 助教・大和 正幸, 肩書不明・古賀 哲郎

2単位

目的

世界的に環境が悪化する中にあり,環境因子が食品に重要な危機をもたらすようになっている.生物学的環境因子の中で特に食品を介して全身感染性を引き起こす生物因子の生物学的特質,伝搬様式を理解し,食品の安全性を保持する方法論と実践について指導を行うことを目的とする

概要

国外に存在する環境因子の中でも食品を介して全身感染性を引き起こす生物因子に関する基礎知識を紹介し,それらの伝搬様式,生物学的性質を解説して,環境保護の活動を通して食品の安全性を図る方策を展開する.

注意

1)演習の一部はe-learning化しているので,e-learning学習も出席として取り扱う.2)授業は後期のみに開講される.時間帯は原則的に火曜日の午後であるが,講師の事情等により変更されることがある.3)20分以上遅れる場合には出席と見なされない.

計画

1.授業ガイダンス+国際環境安全序論(担当者: 太田 房雄)
2.環境因子と食品安全の実態(担当者: 〃)
3.微生物と食品安全(Ⅰ)(担当者: 大和 正幸)
4.微生物と食品安全(Ⅱ)(担当者: 〃)
5.食品安全活動と教育(担当者: 太田 房雄)
6.環境中の腸炎ビブリオと食品安全(Ⅰ)(担当者: 古賀 哲郎)
7.環境中の腸炎ビブリオと食品安全(Ⅱ)(担当者: 〃)
8.鳥インフルエンザの驚異と食品衛生(担当者: 太田 房雄)
9.寄生虫と食品安全(担当者: 〃)
10.ノロウイルスと食品安全(担当者: 〃)
11.肝炎ウイルスと食品安全(担当者: 〃)
12.HACCPと食品安全(Ⅰ)(担当者: 〃)
13.HACCPと食品安全(Ⅱ)(担当者: 〃)
14.BSEと食品安全(Ⅲ)(担当者: 〃)
15.リスクアナリシスア(担当者: 〃)
16.組み替え遺伝子産物と食品安全(担当者: 〃)

評価

成績の評価は講義への出席,随時試験,授業中における学生の態度など