2008年度 栄養生命科学教育部 人間栄養科学専攻 博士後期課程 — [選択] 1年(通年), 2年(通年)

分子代謝学実験

Molecula metabolism exercise

教授・宮本 賢一

2単位

目的

より高度な分子栄養学的な研究手法を取得する.

概要

アミノ酸,脂質,糖質,ミネラルのもつ生体維持の恒常性について,疾患の予防と治療的な側面より研究する.とくに,最新の生化学・分子生物学的手法の習得や,これらの技術を基盤とした分子栄養学について教育を行う.また,与えられた研究課題について,指導教官とともに実験学習し,基礎栄養学を理解する能力を身につける.

注意

講義においてはプリントも配布するが,プロジェクターなどを使用しての講義なのでノートの取り方は工夫すること.

計画

1.遺伝子解析技術について(アミノ酸ミネラル代謝に関する遺伝子)-1
2.遺伝子解析技術について(アミノ酸ミネラル代謝に関する遺伝子)-2
3.遺伝子解析技術について(アミノ酸ミネラル代謝に関する遺伝子)-3
4.遺伝子改変動物の作成-1
5.遺伝子改変動物の作成-2
6.遺伝子改変動物の作成-3
7.遺伝子導入と細胞機能-1
8.遺伝子導入と細胞機能-2
9.栄養素と遺伝子について-1
10.栄養素と遺伝子について-2
11.遺伝子改変動物による栄養実験-1
12.遺伝子改変動物による栄養実験-2
13.遺伝子改変動物による代謝実験
14.RNAの合成と分解
15.分子栄養学と細胞生物学の理解

評価

出席状況,受講態度,レポートなどにより判断する.

再評価

行わない.

連絡先

宮本(分子栄養学分野, 088-633-7081, miyamoto@nutr.med.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 金曜日の18:15∼19:45(e-mailにより時間調節を適宜おこないます)