2008年度 徳島大学 共通教育 教養科目群 — 毎年(前期)

人間と生命 / ゼミナール「微生物のはなし」

Humanity and Life / World of Microorganisms

平成19年度以前の授業科目:『人間と生命 / ゼミナール「微生物のはなし」』

平成16年度以前 (医保は17年度以前) の授業科目:『自然科学ゼミナール / ゼミナール「微生物のはなし」』

助教・柴田 洋文

2単位

 水(7・8) 全(全)

授業の目的

身の回りに存在する微生物について認識を深める

授業の概要

肉眼では認識できないほど小さな微生物は,私たちの身の回りに多数存在して人間生活と深く関わってきた.本科目では,身の回りの多種多様な微生物を知ることで,生命の多様性の一端に触れるとともに,そうした微生物についての知識を深め,関わり方について考える.

キーワード

微生物,発酵,感染症

到達目標

1.身の回りの微生物が,人間生活と密接に関わっていることを理解する.

授業の計画

1.微生物ってどんな生物?
2.18,19歳まではニキビ,20歳過ぎれば... 細菌のはなし
3.ペニシリンをつくる微生物 真菌のはなし
4.風邪は抗生物質では治らない.何故? ウイルスのはなし
5.地球の生命は外からやってきた? 極限環境と微生物
6.納豆は好きですか? 食生活と微生物
7.中世狼男と微生物の関係 暮らしと微生物
8.コレラが街にやってくる 環境と微生物
9.病気と微生物1
10.病気と微生物2
11.抗生物質と耐性菌
12.院内感染と市中感染
13.食中毒菌
14.プロバイオティクス
15.微生物の制御と利用
16.総括授業

成績評価の方法

出席,受講姿勢,レポートにより総合的に評価する.

再試験の有無

教科書

参考書:ブロック微生物学概論上下(共立出版).

参考書:ブラック微生物学(丸善).

連絡先

柴田(633-7256, hshibata@ph.tokushima-u.ac(no-spam).jp)