2008年度 徳島大学 共通教育 教養科目群 — 毎年(前期)

自然と技術 / ゼミナール「活断層と地震」

Science and Technology / Seminar: Active faults and Earthquakes

平成19年度以前の授業科目:『自然と技術 / ゼミナール「活断層と地震」』

平成16年度以前 (医保は17年度以前) の授業科目:『自然科学ゼミナール / ゼミナール「活断層と地震」』

教授・村田 明広

2単位

 水(3・4) 全(全)

授業の目的

私たちが生活する国土に存在する活断層について,その性質や活動度を調べ,深く理解し地震防災に役立てることを目的とする.

授業の概要

活断層や被害地震について自ら文献調査を行い,ゼミで調査結果を発表するとともに,レポートを作成する.可能であれば,野外で活断層地形の観察を行う.

キーワード

活断層,地震,30年確率,空中写真

受講者へのメッセージ

積極的に授業に参加し,意見発表すること.

到達目標

1.身近に活断層が存在することを理解し,それらの活断層の特徴について他人に説明することができる.

授業の計画

1.活断層とは何か.
2.最近の被害地震に関する文献調査.
3.被害地震に関するプレゼンテーション(1).
4.被害地震に関するプレゼンテーション(2).
5.地震災害を減らすために.
6.衛星画像に見られる活断層地形(1).
7.衛星画像に見られる活断層地形(2).
8.空中写真に見られる活断層地形(1).
9.空中写真に見られる活断層地形(2).
10.活断層地形の野外観察(1).
11.活断層地形の野外観察(2).
12.活断層の文献調査.
13.各自の出身地の活断層を調べる.
14.活断層に関するプレゼンテーション(1).
15.活断層に関するプレゼンテーション(2).
16.レポートの作成.

成績評価の方法

出席状況,発表,レポートを総合的に評価する.

再試験の有無

なし

教科書

教科書は特に指定しない.

参考書

松田時彦著「活断層」岩波新書,池田安隆・島崎邦彦・山崎晴雄著「活断層とは何か」東京大学出版会, 活断層研究会編「新編日本の活断層」東京大学出版会

連絡先

村田(総合科学部3号館2S03, 088-656-7242, murata@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 月曜日12時00分∼13時00分