共創型学習 / 名著講読
Creativity Development / Seminar for memorial books
教授・依岡 隆児
2単位
月(7・8) 全(全)授業のタイプ
実験
授業の目的
本を読む習慣をつけます.寺田寅彦から『不都合な真実』までの古今の名著に触れ,現代社会で重要となる「世界」の多面的な捉え方について,社会人の方も交えて一緒に考え,互いに読み方や考え方の違いに触れることで,より深い理解が得られるようにします.
授業の概要
「世界」の見方をテーマに,古今東西の名著を分野にとらわれずにバラエティ豊かに取り上げ,線を引きながら一緒に読みます.内容を確認したうえで,お互いに興味を引かれた箇所を披露しながら,理解を深めます.必要事項の検索ができるようにして,最後にはグループで発表を行います.また,図書館ツアーもする予定.なお,八木静夫先生(徳島大学名誉教授)もアドバイザーとして協力していただく予定.
キーワード
講読,世界,名著,環境
到達目標
1. | 読書の習慣を養い,異なるものの見方を知ることで社会性を培う |
授業の計画
1. | 授業ガイダンス |
2. | 文献リストの内容確認,作品ピックアップ(取り上げる予定の作品は,長田弘『読書から始まる』,池田香代子『世界がもし100人の村だったら』,寺田寅彦『柿の種』,ユクスキュル『生物から見た世界』,『パパラギ』,ヘッセ『デミアン』,鈴木孝夫『日本語と外国語』,ゴア『不都合な真実』,青木保『多文化世界』など |
3. | 図書館ツアー |
4. | 作品講読(毎回違う作品の一部のコピーを三色ボールペン方式で読む) |
5. | 作品講読 |
6. | 〃 |
7. | 〃 |
8. | 〃 |
9. | 〃 |
10. | グループ分け,テーマ選定,文献に基づいて発表準備,ディスカッション,レジュメ作成 |
11. | ディスカッション,発表準備 |
12. | ディスカッション |
13. | 〃 |
14. | グループ発表 |
15. | 〃 |
16. | 総括 |
成績評価の方法
授業への取り組み(出席と発表など)により総合的に評価します.
WEBページ
連絡先
依岡(1308, 088-656-7143, yorioka@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 火曜日12時から13時
備考
1. | リストアップされた本は各自が生協や本屋,図書館などで手に入れておいてください. |
2. | 本授業題目は20年度入学者(適用年度)が対象となります. |