2008年度 徳島大学 共通教育 社会性形成科目群 — 毎年(前期)

共創型学習 / 名著講読

Creativity Development / Seminar for Memorial Books

准教授・鈴木 尚子, 助教・香川 順子

2単位

 火(9・10) 全(全)

授業のタイプ

講義および演習

授業の目的

私たちにとって身近な問題である「教育」に関する名著に親しむとともに,毎回の授業を通して参加者との多様な角度からの話し合いの機会を持つことにより,様々な人々の考えや価値観を学びながら,自己の社会性を身につけていく.

授業の概要

本授業では,教育学の古典的名著であるジャン・ジャック・ルソーの『エミール』を,参加者全員で意見を述べ合いながら読み進めていきます.授業の方法としては,全体を均等に割り振り,それぞれの部分の担当者を決めます.担当者は該当部分について事前にまとめ,授業の中で発表を行うとともに,話し合いのポイント(論点)を指摘します.その後,参加者全員で,論点を中心として,該当部分の解釈の仕方や理解のあり方などについて意見を述べ合います.次回までに担当者は討論の内容をまとめ,翌週の授業冒頭で全員にフィードバックを行います.これらの作業を繰り返しながら最後まで読み進めます.授業の最終段階では,全体を通して自己の考えを振り返り,レポートを提出してもらう予定です.

キーワード

教育,人間,発達,自然

受講者へのメッセージ

本授業は,教育学を専攻する教員が担当します.したがって,対象文献であるルソーの『エミール』を,「教育」という視点から,皆さんと考え,読み進めていく予定です.参加する人に特に予備知識は必要ありませんが,日頃から「教育」というテーマに関心を持っていることが望まれます.また,本授業には,地域社会の人々も参加される予定です.

到達目標

1.対象文献の内容を多様な角度から精読し,自らの社会性形成に役立てる.
2.様々な人々の発表や意見を「聴く力」を身につけるとともに,それらを踏まえながら自らの考えを「話す力」を身につける.

授業の計画

1.オリエンテーション∼授業の概要と今後の調整∼
2.ルソーの生きた時代とは∼『エミール』の背後にある社会と人々∼
3.担当部分の個人発表及び討論①
4.担当部分の個人発表及び討論②
5.担当部分の個人発表及び討論③
6.担当部分の個人発表及び討論④
7.担当部分の個人発表及び討論⑤
8.担当部分の個人発表及び討論⑥
9.担当部分の個人発表及び討論⑦
10.担当部分の個人発表及び討論⑧
11.担当部分の個人発表及び討論⑨
12.担当部分の個人発表及び討論⑩
13.担当部分の個人発表及び討論⑪
14.担当部分の個人発表及び討論⑫
15.全体を振り返っての討論とまとめ
16.レポート作成

成績評価の方法

毎回の授業への出席,授業態度,担当箇所に対する準備及び発表等の充実度,レポート等を総合的に評価する.

再試験の有無

無し

教科書

ジャン・ジャック・ルソー著 今野一雄訳 『エミール』 (岩波文庫) 上・中・下

参考書

必要に応じて関連資料を配布する他,参考文献を適宜紹介します.

連絡先

鈴木(suzuki@cue.tokushima-u.ac(no-spam).jp)

備考

1.初回の授業で本授業の目的と概要に関する説明を行うとともに,担当箇所の割り振りを行います.必ず出席するようにして下さい.
2.本授業題目は20年度入学者(適用年度)が対象となります.