2008年度 徳島大学 共通教育 基盤形成科目群 — 毎年(前期)

ドイツ語 / ドイツ語初級

German / Elementary German

平成19年度以前の授業科目:『ドイツ語初級 / ドイツ語初級』

平成16年度以前 (医保は17年度以前) の授業科目:『ドイツ語(1) / ドイツ語(1)』

准教授・今井 晋哉

1単位

 月(7・8) 薬(薬)

授業の目的

本科目は,初級文法や口語表現,読解の最も基礎的な部分を学習した学生が,今までに学んだことを復習しながら,さらに聞き,読み,話し,書く力,つまりドイツ語の基礎を理解し,またドイツ語によって表現する能力を伸ばしていくことを目的としている.また,併せて現代ドイツ事情の一端を紹介し,ドイツの社会や文化に対する関心を喚起できれば,と考えている.

授業の概要

この授業では,必要に応じて初級文法の復習や補足説明をしながら,日常生活上の具体的な場面あるいはテーマに即したドイツ語の表現や文章の内容をさらに理解するとともに,学習したことを用いて,ドイツ語によって表現する演習を行いたい.具体的には,文法の説明やテキストの読解のほか,パートナーとの表現練習,口頭あるいは筆記による表現練習,教科書付属のCDを用いた聞き取り練習などを授業時に,あるいは家庭学習としてやってもらい,毎回できるだけ多くの受講者にその成果を発表してもらおうと考えている.また,各種のヴィデオなどを用いながら,現代ドイツ事情についてもできるだけ多く紹介したい.

キーワード

対話文,初級文法,現代ドイツ事情

先行科目

ドイツ語 / ドイツ語入門

受講者へのメッセージ

せっかく新しく学習しかけた外国語の科目なのだから,ドイツ語とドイツの社会や文化に対する好奇心をもって積極的な姿勢で受講してほしい.単に出席しているだけでは,あまり意味はない.毎回指示される家庭学習も怠らないように.また,初級文法の復習も各自で必要に応じてやってほしい.なお,初回の授業時に指定の教科書を持参すること.1年次に使用した教科書も捨てずにとっておいてほしい.

到達目標

1.日常的なテーマに即してドイツ語の基礎を理解し,またドイツ語による基礎的な発信能力を習得すること.
2.現代ドイツの社会や文化に対して関心をもち,その一端を理解すること.

授業の計画

1.以下は,各回でとりあげるテーマおよび関連文法項目を示している.なお,以下の計画は暫定的なものであって,実際の授業の進行によっては,変更もあり得る.詳しいことは初回の授業時に説明する.
2.第1回
3.第2-5回
4.第6-9回
5.第10-13回
6.第14-15回
7.第16回

成績評価の方法

平常点(=授業中の発表や私とのやりとりに対する評価)および期末試験などによる.平常点が一定の比重を占めることになるであろう.

再試験の有無

行う場合もある.

教科書

近藤弘/小林 Gerlinde/新倉真矢子/松尾博史『Dialog ― ステップアップ版』[CD付き](郁文堂, 2003年)[¥2,400+税].

参考書

プリント教材·資料を配付する場合もある.

連絡先

今井(1319, 088-656-7139, shi-imai@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 水曜日 16:30-18:00