生活と社会 / ボランティア実践
Living and Society / Volunteer and society
平成19年度以前の授業科目:『生活と社会 / ボランティア実践』
平成16年度以前 (医保は17年度以前) の授業科目:『社会学 / ボランティア実践』
准教授・樋口 直人
2単位
木(5・6) 全(全)授業のタイプ
講義
授業の目的
ボランティアに携わる人はどのような動機でかかわるようになり,どのような意味を見出しているのか.また,ボランティアによって支えられる組織はどのようにして活動を維持しているのか.この講義では,吉野川を守る活動をしている人たちを通して,ボランティアについて考えてもらう.単に教室での講義に終わらせるのではなく,実際に吉野川に親しむ野外イベントに参加してもらう.
授業の概要
実際にボランティアが主催するイベントに参加してもらい,ボランティアとしてかかわる人たちから話を聞くことにより,ボランティアの実践について考えてもらう.
キーワード
ボランティア,吉野川,環境保護
受講者へのメッセージ
自分たちのこれまでの人生や経験を振り返り,物の見方を変えたり豊かにするような講義を目指したい.そうした意味での「教養」を身につけたい学生の受講を歓迎する.
到達目標
1. | ボランティアをする人たちに接することにより,その意味を考えられるようにする. |
授業の計画
1. | オリエンテーション |
2. | 吉野川を守る活動の背景(1)可動堰建設問題と住民投票 |
3. | 吉野川を守る活動の背景(2)環境保護と政治の間 |
4. | ボランティアによる講義とディスカッション(1)なぜ活動を始めたのか |
5. | 吉野川と遊ぶ活動 |
6. | 〃 |
7. | 〃 |
8. | 〃 |
9. | 〃 |
10. | ボランティアによる講義とディスカッション(2)子どもたちに川の遊びかたを教える |
11. | ボランティアによる講義とディスカッション(3)ボランティアからNGO職員へ |
12. | ボランティアによる講義とディスカッション(4)環境教育と野外活動 |
13. | ボランティアによる講義とディスカッション(5)ボランティアを成り立たせる仕組み |
14. | ボランティアによる講義とディスカッション(6)ボランティア組織の運営 |
15. | ボランティアによる講義とディスカッション(7)吉野川を守る活動の意味 |
16. | 全体のまとめ |
成績評価の方法
授業中の出席と発言,イベントへの参加,最後のレポートによって評価する.半ばゼミのようにして進めていくので,通常の講義とは異なることを予め理解してほしい.詳しくは初回に資料を配付して説明するので,必ず出席すること.
再試験の有無
無
教科書
教科書は使用しない.
WEBページ
連絡先
樋口(1210, 088-656-7200, vyw03403@nifty.ne(no-spam).jp)