特別講義3(病態と薬物治療)
Disease and Therapeutics
教授・荒木 勉
1単位
形態
講義
目的
疾病の治療に医薬品が不可欠である現代医療において,医学と薬学の連携は極めて重要であり,「医療の担い手」として医薬品の適正使用の基礎となる病態の把握や薬物治療等を理解することは必須である.本講義では,「病態と薬物治療」の基本的な知識を身につけることを目的とする.
概要
本講義では,各種の病態およびその薬物療法を中心に解説した後,演習問題に取り組むことにより「病態と薬物療法」の知識を学ぶ.
注意
医療とは,まず病める人の人格権を理解することからはじまり,その上で薬物療法を考えることが基本です.従って,薬の薬理作用などを中心とした基礎薬学をしっかり勉強しておいて下さい.本集中講義は,薬剤師国家試験を意識して実施します.
目標
1. | 代表的な疾患および現在医薬品を説明できる. |
2. | 医薬品を適正使用した薬物療法を多面的に評価できる. |
計画
1. | 3日間の集中講義とする.また,幅広い観点から各種の病態とその薬物治療について,演習問題の取り組みを中心にして,短期間で学習してもらいます. |
評価
集中講義の最終日に試験を実施します.出席回数と試験結果で評価する.
再評価
希望者がいれば実施する.
教科書
2009年度版「最新薬剤師国家試験対策・医療薬学1」(日本医療アカデミー)を使用する.参考書:2009年度版「国試がわかる本・医療薬学Ⅲ(テコム薬学セミナー),今日の治療薬(南江堂)
連絡先
(研究室)薬学部・病態神経薬学研究室(薬効解析分野)(本館5階)
(Eメールアドレス)tsuaraki@ph.tokushima-u.ac.jp
(Eメールアドレス)tsuaraki@ph.tokushima-u.ac.jp
- オフィスアワー: 講義開催日の12-13時
備考
平成20年度(12月前後)開講予定