2008年度 総合科学部 人間社会学科 地域システムコース 学部課程 — 3年(後期)

地域政策論I

Regional Management and Regional Policy

教授・北村 修二, 教授・平井 松午

2単位

目的

地域の開発,特に地域経済,地域環境や地域システムに新しい方向性を出すに必要な知識や考え方を提供するものである.地域条件や地域環境に適った経済や地域の開発,さらに地域の環境管理や環境保全等対策の重要性や意義を理解させる.

概要

国際化のなかで,地域経済や地域システムを把握し考察して行くことの意味と重要性を明らかにする.それを理解した上で,地域環境や地域システムに見合った地域経済や地域開発,環境問題への対処等を考慮した対応や政策のあり方を考察させる.

キーワード

地域経済,地域環境,地域システム,地域開発,地域づくり

注意

新規科目ですが,平成17∼19年度入学の学生も履修でき,合格した場合には単位として認定されます.

目標

1.①国際化時代の地域経済と地域システムへの理解,②新たな時代における地域や環境の再生,産業づくりや地域づくりについて理解し考察できる能力を培う.

計画

1.ガイダンス・授業の趣旨と進め方
2.国際化の進展に伴う再編成
3.地域経済の再編成
4.地域システムの再編成
5.環境問題の変容と新たな状況
6.環境問題と循環社会をめぐる課題
7.環境と地域経済をめぐる状況
8.新たな社会とそれへの対応
9.環境問題への新たな対応
10.地方自治体と企業の環境問題への取り組み
11.地域開発をめぐる問題
12.地域の再生とまちづくり
13.環境の再生と地域づくり
14.新たな産業や地域づくりに向けて
15.まとめ
16.試験

評価

講義時間内の小テスト(配点は60%)と試験やレポート(配点は40 %)により評価する.

再評価

なし

教科書

教科書は授業の最初の時間に指示.入手すること.

連絡先

北村(連絡先未登録)

備考

1.平成20年度開講.隔年開講のため,平成21年度は開講されない. 平成21年度には,「地域政策論Ⅱ」を開講の予定.
2.国際社会での地域的諸問題や環境問題に関心があり,それらの課題を勉強する意志がありそれを実行できる人は参加できる.オフィスアワー 随時.研究室