機械数理演習2
Mathematical Fundamentals of Mechanical Engineering 2
教授・高木 均
1単位
目的
機械工学科に設けられた専門科目の多くは物理現象の理解に基づいており，それらを数学的な解析 によって有用な結果を導いている. この講義では，各種の数学的な手法によって実学としての数学を体得させる. ま た数学的解析によって，物理現象を身近なものとして捉えること，物理現象の類似性について理解を深めること，な どを目的としている.
概要
簡単な例題によって各種の数学および物理の本質が理解できるように演習を行う. 各課題ごとにレポートの提出，数回の試験がある.
キーワード
微分，積分，データ解析
要件
「機械数理演習1」を履修していることが望ましい．
注意
数回行う小テストの受験は怠らないこと．
目標
| 1. | 機械工学科の専門科目を履修するのに必要な数学，物理の理解を深める． |
計画
| 1. | 微分法の基礎 |
| 2. | 微分法の応用1·関数 |
| 3. | 微分法の応用2·曲線の解析 |
| 4. | 微分法の応用2·曲面の解析 |
| 5. | 積分法の応用1·関数 |
| 6. | 積分法の応用2·面積の解析 |
| 7. | 積分法の応用2·体積の解析 |
| 8. | 微分方程式1·常微分方程式 |
| 9. | 微分方程式2·物理現象への適用 |
| 10. | データ解析の基礎1·データの整理法 |
| 11. | データ解析の基礎2·グラフ化 |
| 12. | データ解析の基礎3·回帰分析 |
| 13. | 単位 |
| 14. | 質点の力学と運動の法則 |
| 15. | 機械の力学 |
| 16. | 試験 |
評価
授業への取組み状況(10%)，期間中複数回行う昼間試験(90%)で評価し，60%以上を合格とする．
対象学生
開講コース学生のみ履修可能
教科書
教科書は使用しない. プリント資料を配付する.
参考資料
講義中に紹介する.
連絡先
高木(M620, 088-656-7360, takagi@me.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 金曜日 17:00-18:00