2009年度 工学部 機械工学科 夜間主コース — [必修] 1年(後期)

C言語演習

C Language Programming Exercise

講師・一宮 昌司

1単位

目的

C言語による基本的なプログラミング手法について演習を行い,小·中規模なプログラムの作成能力を修得するとともに,電子計算機の原理やアルゴリズムの設計方法についての理解を深めることを目的とする.

概要

各演習時間では,講義計画に示される内容について説明を行った後,実際にパーソナルコンピュータを用いてプログラム作成の演習を行う. 毎回,講義の内容に沿った問題を提示し,プログラミング能力の養成を図る.実習形式で行う.

キーワード

C言語,プログラミング,計算機

要件

全学共通教育科目の基盤形成科目群「情報科学入門」を履修し,コンピュータの基本的な操作方法を修得していることを前提にして授業を行う.

注意

欠席回数が規定回数を超えると不合格となる.

目標

1.教科書程度の基本的なプログラムは,自由自在に作成できるようになることを目標とする.

計画

1.C言語プログラミング概要
2.C言語のプログラム構造,変数
3.出力,型,演算子
4.if文
5.switch文
6.for文,while文
7.配列
8.ポインタ
9.文字列
10.関数の作成
11.ポインタを関数に渡す,プロトタイプ宣言
12.ファイルの分割,変数の種類
13.構造体
14.ファイルの入出力,#define
15.エラー処理
16.定期試験

評価

受講姿勢,演習への取組み状況,毎回行う問題の提出状況および解答内容,および定期試験の成績を総合して成績を評価し60%以上を合格とする. 平常点と試験の比率は5:5とする.なお,平常点としては受講姿勢と毎回行う問題の回答状況により評価する.

対象学生

開講コース学生のみ履修可能

教科書

倉薫著「プログラミング学習シリーズ C言語1」翔泳社

参考資料

柴田望洋著「定本 明解C言語 第1巻入門編」ソフトバンクパブリッシング

柴田望洋著「明解C言語 第1巻入門編 例解演習」ソフトバンクパブリッシング

林晴比古著「改訂 新C言語入門 ビギナー編」ソフトバンクパブリッシング

連絡先

一宮(M520, 088-656-7368, ichimiya@me.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 毎週火曜日,17:00∼18:00