2009年度 工学部 化学応用工学科 夜間主コース — [選択] 1年(前期)

学びの技

Skills for Self-Learning

教授・山中 英生, 教授・水口 裕之, 教授・鎌田 磨人

1単位

目的

大学における専門科目の履修に必要な基礎的な学習スキルを理解するとともに,自ら実践できる基礎的能力を身につける.

概要

本講は以下の3 内容で構成される.(1) 学習を支援するための図書·行政資料·インターネット資料などの利活用方法について講述と体験学習を行う.(2) 地域フィールド情報を調査·分析·整理するための方法を説明し,基礎的能力を養成する体験学習を行う. (3) 整理した資料を適切に文章化し,レポーティングする方法について説明し,その基礎力を養う体験学習を実施する.

キーワード

資料調査法,フィールド調査法,図書館·Web利用法,レポート作成法

先行科目

大学入門講座 / 大学入門講座(工·建設)(夜)

要件

なし

注意

全学共通科目「大学入門講座」に引き続いての学習となる.

目標

1.整理情報を文章化しレポーティングする方法について基礎的能力を習得する.(7∼8回)
2.地域フィールド情報を調査·分析·整理するための方法について基礎的能力を習得する.(4∼6回)
3.図書·行政資料·インターネット資料などの利活用方法について基礎的能力を習得する.(2∼3回)

計画

1.授業の目標,内容,計画及び大学での学び方(資料配付)
2.レポートの作成手順,ルール,書式,提出方法(資料配付)
3.レポートの内容・構成,読みやすい文書の書き方,分かりやすい文書の書き方(資料配布),課題:演習レポート
4.フィールドスタディ(1): 現地踏査の方法
5.フィールドスタディ(2): 現地踏査
6.フィールドスタディ(3): フィールド情報のまとめ方 演習レポー
7.資料収集学習:資料収集とその整理方法 ―図書·行政資料―
8.資料収集学習:資料収集とその整理方法 ―インターネット- 演習レポート

評価

到達目標1,2,3の達成度はそれぞれ演習レポート評点により評価し,評点≧60%を当目標のクリア条件とする.すべての到達目標をクリアした場合を合格とし,成績は,到達目標1∼3の評点の重みをそれぞれ30%,40%,30%として算出する.

対象学生

開講コース学生のみ履修可能

教科書

必要に応じて講義時にプリントを配布する.

参考資料

徳島大学工学部:「学びの技」はじめの一歩.

江下雅之:レポートの作り方,中公新書(No.1718).

木下是雄 :理科系の作文技術,中公新書 (No.624).

連絡先

水口(A501, 088-656-7349, mizuguch@ce.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 月曜日 11:00∼12:30,17:00∼18:00
山中(A410, 088-656-7350, yamanaka@ce.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: オフィスアワー:年度ごとに学科の掲示板を参照のこと
鎌田(A306, 088-656-9134, kamada@ce.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 年度ごとに学科の掲示を参照すること.