2009年度 工学部 機械工学科 昼間コース — [選択] 3年(前期)

工業英語1

Engineering English 1

教授・村上 理一, 准教授・伊藤 照明, 講師・一宮 昌司, 准教授・米倉 大介

2単位

目的

技術者としての英語による表現力と課題研究を通したプレゼンテーション能力を養うために演習· レポート,小テストを行い,機械技術者に求められるコミニケーション能力を修得させる.

概要

機械技術者に必要な英語による表現力を高めるために高校時代の英文法などの知識を元にして英語の論文のまとめ方や読み方,さらには技術レポートの書き方に関する能力を養成する. また,インターネットを活用しながら海外情報の取得の仕方を体験 しながら課題探求を行い,その成果を英語による報告書としてまとめ最後に英語によるプレゼンテーションを実施することにより 技術者に必要な英語によるコミニケーション能力を体得させる.

キーワード

(見出しなし; EID=66237),(見出しなし; EID=66823),発表技術,情報検索

関連科目

工業英語2

要件

工業英語のスキルを向上させたい意欲のあるもの

注意

課題探求レポートの未提出およびプレゼンテーションに欠席すると不合格になる.

目標

1.工業英語の表現力の養成
2.機械技術を英語によって理解する.
3.英語によるプレゼンテーション力の養成.

計画

1.技術英語の文法の基礎(冠詞,名詞)
2.技術英語の文法の基礎(動詞)
3.技術英語の文法の基礎(前置詞,形容詞,副詞,接続詞)
4.技術英語の文法の基礎(構文)
5. 〃
6.英語による技術論文の書き方
7. 〃
8. 〃
9.インターネットによる機械技術の課題探求
10.インターネットによる課機械技術の題探求
11.インターネットによる機械技術の課題探求
12. 〃
13.英語によるレポートの作り方およびプレゼンテーションの仕方
14.パワーポイントを使った英語によるプレゼンテーション
15. 〃
16.予備日

評価

到達目標3項目がそれぞれ達成されているかをレポートの内容,プレゼンテーションの内容および表現力を考慮しながら,質疑応答と併せて総合的に判定し60%以上を合格とする.特に授業中の演習に回答することは評価対象となる.英語によるプレゼンテーションとレポートは最終試験に代わるものであるから欠席と未提出は不合格となる.

JABEE合格

【成績評価】と同一である

JABEE関連

(A)30%,(F)70%に対応する.

対象学生

開講コース学生のみ履修可能

教科書

日本機械学会編「科学英語の書き方とプレゼンテーション」コロナ社

参考資料

木下是雄著「理科系の作文技術」中公新書

マーク·ピーターセン著「日本人の英語」岩波新書

連絡先

村上(M318, 088-656-7392, murakami@me.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 毎週月曜日16:00∼17:00
伊藤(M316, 088-656-2150, ito@me.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 毎週水曜日14:00∼15:00
一宮(M520, 088-656-7368, ichimiya@me.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 毎週火曜日,17:00∼18:00
米倉(M326, 088-656-9186, yonekura@me.tokushima-u.ac(no-spam).jp)

備考

1.この講義は英語によるコミニケーション能力の向上を目指して各単元ごとに授業中に課題を課すので,毎回の予習・復習を確実に実行し,英語による表現力を向上させるよう努力すること.
2.成績評価は,授業中の演習の取り組み,レポートの提出状況および内容を含め,英語によるプレゼンテーションの成績を総合して決める.