2009年度 工学部 建設工学科 昼間コース — [選択必修(A)] 3年(後期)

工業物理学及び実験

Laboratory in General Physics

准教授・道廣 嘉隆, 講師・中村 浩一

2単位

目的

実験を通した物理学の基本概念の理解,および実験の基本事項の修得を目的として,基礎的な物理実験を行い,関連事項を指導する.

概要

土木・建設工学の基礎となる材料工学に関係する基本的な物理学実験として,力学(ボルダの振り子,角運動量),物性(ヤング率,単剛性率,粘性係数),熱(比熱,熱伝導率)の各テーマを取り上げる.3∼4名ずつの班ごとに,実験についての基本事項の確認と測定を1週ずつ行ない,2回の講義で一つの実験を完結し,レポートを作成・提出する.

キーワード

物理学実験

要件

予習により,実験内容が理解されていることを前提とする.

注意

実験レポートを各実験の次回の実験時に提出すること.チェック後再提出を指示する場合がある.その際は提出締め切りまでに提出すること.実験時の安全について受講者は十分に注意すること.

目標

1.実験を行う際の基本事項を修得し,実験を通して材料物性の基礎を理解する.

計画

1.オリエンテーション
2.実験第1回(実験,または基本事項の整理・まとめ)
3. 〃
4.実験第2回(実験,または基本事項の整理・まとめ)
5. 〃
6.実験第3回(実験,または基本事項の整理・まとめ)
7. 〃
8.レポート指導
9.実験第4回(実験,または基本事項の整理・まとめ)
10. 〃
11.実験第5回(実験,または基本事項の整理・まとめ)
12. 〃
13.実験第6回(実験,または基本事項の整理・まとめ)
14. 〃
15.レポート指導
16.まとめ・レポート指導

評価

規定回数以上の出席があり,レポートを期限内に提出した受講者に対し,レポートの提出状況・内容を評価し,総合で 60 % 以上を合格とする.

JABEE合格

【成績評価】と同一である.

JABEE関連

本学科の教育目標の3(1)に100%対応している.

対象学生

開講コース学生のみ履修可能

教科書

当実験のための教科書「物理学実験」を使用する.

連絡先

道廣(A203, 088-656-7550, yositaka@pm.tokushima-u.ac(no-spam).jp)

備考

実験機材の都合により,受講者数を制限することがある.本講義の受講は,予習により実験内容が理解されている事を前提とする.なお,実験時の安全について受講者各人は十分に注意すること.