情報数学
Mathematics in Computer Science
教授・大濱 靖匡
2単位
目的
コンピュータサイエンスおよび情報処理,特に人工知能技術を理解するうえで必要な数学を理解する.
概要
現在のコンピュータや言語処理システムで必要かつ不可欠な集合と関係,論理と推論,プール代数,及び言語と構文解析を,実例を与えながら理論と技術両面から講義を行う.
キーワード
集合,命題,ブール代数,確率統計,情報理論
要件
特になし
注意
特になし
目標
1. | 数学,自然科学および情報技術に関する基礎知識を習得する. |
2. | 数学,自然科学および情報技術を応用できる能力をつける. |
計画
1. | 集合と関係 |
2. | 関係データベース |
3. | 命題と論理 |
4. | 論理演算 |
5. | 推論 |
6. | 述語論理 |
7. | プール代数 |
8. | プール表現と論理回路 |
9. | 確率論(1) |
10. | 確率論(2) |
11. | 情報理論の基礎(1) |
12. | 情報理論の基礎(2) |
13. | 言語処理 |
14. | 文脈自由文法 |
15. | 情報数学の最新話題 |
16. | 定期試験 |
評価
成績は平常点と試験の総合評価(比率は平常点4:試験6)とする. 平常点には講義への参加状況,演習の回答及びレポートの提出状況と内容を含み,試験には小テスト及び最終試験の成績を含む.
対象学生
開講コース学生のみ履修可能
教科書
特に指定しない.
参考資料
徳田雄洋著「言語と構文解析」 共立出版株式会社
連絡先
大濱(C棟 3F 302室, 088-656-9446, oohama@is.tokushima-u.ac(no-spam).jp)