2009年度 工学部 知能情報工学科 昼間コース — [選択] 3年(後期)

先端企業基盤通論

Introduction to Engineering Process in Technology-Based Company

富士通徳島システムエンジニアリング・新見 昌弘, アイシン精機(株)・葛谷 秀樹, 松下寿電子工業(株) 非常勤講師・中井 正, 松下寿電子工業(株) 非常勤講師・松本 充富, 非常勤講師・下瀬 憲彦, 非常勤講師・中村 三明, 非常勤講師・藤本 光輝, 非常勤講師・森 永年, パナソニック四国エレクトロニクス(株) 非常勤講師・岩村 聡, 富士通(株)・小野 英司, パナソニック四国エレクトロニクス(株) 非常勤講師・加地 俊彦, パナソニック四国エレクトロニクス(株) 非常勤講師・東 正人

2単位

目的

本講義は企業において第一線で活躍している多くの専門家の方々に,それぞれの専門分野の講義をしていただき,情報機器の将来の動向,最先端技術,企業倫理,企業での厳しさ,求められる技術者像等を学び,社会での厳しさを自覚するを目的とする.

概要

知能情報工学科学生が将来進む情報機器分野での先端企業の第一線で活躍している企業人から,情報機器の世界的動向,グローバルマーケティング論,各種最先端技術,知的戦略,工業デザイン,企業法務,信頼性技術,および求められる技術者像を学ぶ.

要件

講義中に多くの多方面にわたる専門用語が出てくるので,可能な限り,多くの科目を履修しておくことが望ましい.

目標

1.企業における技術者の資質,企業の目標,新製品開発の手順,技術開発の厳しさ,企業倫理,技術の社会と自然に及ぼす影響·効果に関する理解力や責任など,社会での厳しさと技術者として社会に対する心構えを自覚する.

計画

1.求められる技術者像
2.研究開発技術者のマーケティング論
3.情報機器の世界トレンド
4.映像機器の世界トレンド
5.企業における要素技術
6.ディスプレイデバイスの技術トレンド
7.知財戦力
8.工業デザインの現状と将来
9.企業法務
10.車両開発におけるシステム制御の役割
11.情報処理システムの現状と将来1
12.情報処理システムの現状と将来2
13.ソフトウェア技術の現状と将来1
14.ソフトウェア技術の現状と将来2
15.質疑応答

評価

毎回講義終了後にレポート問題を出し,次週に提出されたレポートの評価点及び受講姿勢により評価する.

対象学生

開講コースと同学科の夜間主コース学生も履修可能

教科書

毎回資料を配付する.

参考資料

特になし

連絡先

大恵(連絡先未登録)
オフィスアワー: 月曜日10時∼12時

備考

受講姿勢とレポートを重視する.