2009年度 工学部 生物工学科 昼間コース — [必修] 4年(通年)

卒業研究

Undergraduate Work

目的

教員の指導の下で卒業研究のテーマを設定し,研究目的や方法などを決め,実験または調査を実際に行い,得られた成果を考察し,まとめる過程を通して,創造的な研究を行う能力を養成することを主な目的とする.また,研究成果を研究会,学会,学術論文などで発表するために,優れた文章の書き方,表現法,プレゼンテーション法を修得することを目的とする.

概要

研究指導は研究グループごとに分かれて行う.研究テーマに関連する専門書,実験書,論文などを調査し,教員の指導の下で実験または調査研究を進める.定期的に,研究の進捗状況の報告と,その後の研究計画などをディスカッションして研究を推進する.優れた研究成果があるときには学会発表を行うとともに,学術論文に投稿する.

キーワード

実験研究,プレゼンテーション

要件

生物工学科が定める「卒業研究着手規定」に記されている要件をすべて満たし,生物工学科学科会議において承認を得た者のみ卒業研究に着手できる.

注意

履修に当たり,当初に指導教員と相談の上,実験研究または調査研究のいずれかを選択すること.

目標

1.独創的で創造性のある研究を教員の指導の下で遂行することができ,研究成果の報告書を作成,発表することができる.

計画

1.卒業研究テーマ説明: インターンシップやオフィスアワーなどを利用して,各自で教員の研究内容を把握する.また,2月下旬に行われる卒業論文,修士論文の発表会を必ず聴講すること.
2.配属先決定: 3月初旬に,単位取得状況を掲示により公表する.卒研着手資格を満たした学生を対象に配属先(教員)の希望アンケートを実施する.アンケート結果をもとに学科会議において配属先を決定し,掲示により通知する.
3.卒業研究の実施: 各研究室ごとに配属され,教員の指導のもとで卒業研究を行う.
4.卒業論文の提出と発表: 研究結果をまとめた論文を2月中旬までに提出し,2月下旬に行われる卒業論文発表会で研究成果を発表する.

評価

卒業研究への取組み姿勢と成果(日頃の実験や調査研究,成果のとりまとめや発表,などに対する熱意や成績など)と提出された卒業論文の内容を学科教育目標(A-D)を踏まえて評価する(80点満点).また,卒論発表会における成果発表とプレゼンテーションの能力を評価する(20点満点).2つの評価点を合わせ,総合的に100点満点で評価し,60点以上を合格とする.

JABEE合格

卒業研究への取組み姿勢,提出された卒業論文の内容,卒論発表会におけるプレゼンテーションの内容などを総合判断して100点満点で評価し,60点以上を合格とする.

JABEE関連

本学科教育目標(A),(B),(C),(D)に対応する.

対象学生

開講コース学生のみ履修可能

教科書

なし

参考資料

各指導教員が指定する

連絡先

生物事務室(M棟703)