2009年度 先端技術科学教育部 知的力学システム工学専攻 建設創造システム工学コース 博士前期課程

企業会計特論

肩書不明・三木 正幸

2単位

目的

日本の企業会計制度は,21世紀に入り,利害調整機能から情報提供機能重視へと変貌している.金融商品の時価会計,連結重視の制度会計,税効果会計,キャッシュフロー会計,減損会計の導入などはその典型である.1年次には,主として,国際会計基準や各国の会計制度と比較しながら社会的背景や理論面に力点を置いた文献研究を行い,2年次には,会計実務や会計職業に役立つケース·スタッデイを通じて,実務的なトレーニングを行いたい.

概要

我国の企業会計制度の理論と実務

目標

1.1 連結財務諸表の作成と見方
2.2 キャッシュフロー計算書の作成と見方
3.3 外貨換算会計

計画

1.1 連結財務諸表の基礎概念
2.2 連結財務諸表作成の一般基準
3.3 連結貸借対照表の作成-資本連結手続き
4.4 債権債務の消去
5.5 連結損益計算書の作成
6.6 内部取引·未実現利益の消去
7.7 連結剰余金計算書の作成
8.8 連結キャッシュフロー計算書の作成
9.9 直接法と間接法
10.10 在外子会社の財務諸表の換算